星読み絵描き

もとっちノート


『まほうのしおり』

この作品はちょっと番外編です。

持ち歩ける御守りのような作品がほしい、と言うご依頼だったので、特製の「しおり」を、ご依頼者さまの手帳のサイズに合わせて、作らせていただきました。

(カードケースに入れて、お渡ししています)

この作品のキャラクターは、「ビート」という名前なんですけど、「てるてる坊主の妖精」です。

心に雨が降る時、どこからともなくやって来て、雨が上がるまで一緒に遊んでくれる、そんな不思議な友だちです。

ビートは私の心が辛い時に、ふわっと空からやってきたイメージを形にしたものなんですけど、あれからずっと私の心に魔法をかけ続けてくれています。

この作品をオーダーくださったHさんは、ご自身でも素敵な絵を描かれている方です。

私の絵をこれまで何枚もお求めくださっていて、その上で今、悩みの時期を乗り越えるために、御守りが欲しいとおっしゃってくださいました。

これって絵描きとしては、とても光栄なことです。

そういう時に、お力になれる作品を描かせていただくこと。

それが私のアートの本分だと思っています。

魚座の季節

Hさんは太陽星座魚座なので、まさに今、惑星の運行の上では自分自身と向き合う時期が来ている、と言えると思います。

魚座の方は、土星が魚座を抜ける2025年の後半ぐらいまでは、自分の内面や課題と向き合うことが多くなると思います。

昨年くらいからそう言う時期に入っているのですが、必ずトンネルの先には、まばゆい光が見えて来ますので、自分のペースで乗り越えていきましょうね。

Hさんのホロスコープを読ませていただくと、そこにはなかなか複雑な、心の内側の惑星たちのパワーバランスがありました。

おそらくHさん自身、その葛藤を感じて生きてこられたと思うのですが、そのこんがらがった糸を解きほぐす道筋を、ホロスコープの中に、しっかりと見つけることができました。

ホロスコープの解読って、ちょっと謎解きのようなところがあるんです。

今回は特に、全ての惑星の意味がひも解けた時の、ストンと腑に落ちる感覚がありました。

自分の「好き」を大事にすること

人生には誰しも、向き合わざるを得ない課題というものがあります。

それは生来(おそらく過去世から持ってきている)の課題もありますし、今世を生きていく中で生まれてくる課題もあります。

人生のそれぞれの季節で、課題が待っています。

季節のコース料理のように…(笑)

まーなんでそんな風になっているのかというのはさておき、人生航路には、晴天の海もあれば荒天の海もあるのが普通ですよね。

私たちができるのは、それをネガティブに捉えるのか、ポジティブに捉えるのか、という解釈の部分だけなんだと思います。

でも、考え方一つでそれが宝の山に変わる、ということが人間の面白さであり、強さなんだと思います。

私たちはそういう意味で、みな錬金術師なんです。

お宝に変えることができるんです。

まー、とは言え現実の中で、自分の課題に向き合っていくことは簡単なことではないですし、しんどいですよね。

そんな時、自分の「好きなもの」や「好きなこと」を持っているかどうかっていうのが、すごく効いてくる気がするんです。

自分の好きなこと。

それは占星術では、金星という星が象徴するんですけど、自分の金星(ヴィーナス)を喜ばせることは、とてもとても大事なことだと思います。

経済観念で生きている現代の大人は、これを軽視しがちですが、人生を心豊かに生きようとするなら、自分が自分である喜びを感じて生きようとするなら、金星をじっくり満たしてあげることが必要なんです。

Hさんの場合は、まさにこの金星が指し示している「好きなこと」が芸術であり、それを通して豊かなイマジネーションの世界に翼を広げることでした。

「自分の好きなことで、自分を満たすこと。それを忘れなければ、難関を突破することもたやすいのじゃ、フォッフォッフォッ…」と、モト仙人も言っていましたよ✌️

金星(ヴィーナス)を喜ばせることのパワーって絶大なので、今、悩みの季節の中にいる方は、それを意識して見ると良いかも知れません。

、、ということで、オーダーくださったHさんにあらためて感謝してます!

Thanks!



error: Content is protected !!