
突然ですけど、「人はなぜ恋をするのか?」と質問されたら、あなたは何と答えますか?
自分のDNAを次世代につなぐため。
動物としての本能の為 。人はDNAの乗り物だから etc…
反射的に、そういうロマンのない考えが思いついてしまったなら、それは大人になり過ぎている証拠ですね。。(笑)
机に一輪の花でも飾って、日常にロマンを取り戻しましょう!
いつの間にか科学万能主義に、染まってしまっていたんだと思います。これまでの世の中って。
その中で、ロマンを感じることができる人間の尊い感受性が、弱められてきてしまった気がするんです。
学校で教えられたこととか、テレビ番組が放送していたことを、真に受け過ぎているんだと思います。
風の時代を迎えた私たちは、学校で習ったことも、これまで常識とされてきたことも、ひとつの仮説に過ぎないと言うことを、あらためて理解する必要が、あるでしょうね。
12星座と人間の成長モデル
占星術で使うホロスコープは、12星座が順番に並んで円を作っています。
1番目の「牡羊座」から始まり、12番目の「魚座」で一周します。
これを「人間が生まれて、人生を終えるまでの一つのモデル」として、見ることもできたりします。
最初の「牡羊座」は、「オギャー!」とこの世に誕生し、自分が自分であるという事を宣言する、そういう意味を持った星座です。
2番目の「牡牛座」で、自分を肯定することを学び
3番目の「双子座」で、言葉を覚え友達を作って
4番目の「蟹座」で、情緒と絆を学び
5番目の「獅子座」で、人生の主人公という自覚を持ち
6番目の「乙女座」で、自己改善と他者への貢献を覚え
7番目の「天秤座」で、パートナーシップを経験し
8番目の「さそり座」で、深く相手と交わって自分の限界を突破し
9番目の「射手座」で、旅に出て自分の世界を広げ
10番目の「山羊座」で、社会的な責任を果たし
11番目の「水瓶座」で、それまで登ってきた山が、たくさんの山の中の一つに過ぎない事を理解し
そして最後の「魚座」で、自分もあなたも同じ一つの愛だということを知り、もう一度大いなる魂の源に帰っていく。
そういう一つの人生モデルとして、受け取ることができます。
人間がなぜ生まれて、なぜ人と関わることが必要で、どうして人格の成長が必要なのか。
12星座を使った占星術のモデルは、こうしたことを明快に教えてくれます。
私にとっては、とても腑に落ちるものなんですよね。
千差万別
「星読み」セッションをしていて、いつも感じるのは、人の人生は本当に千差万別だと言うことです。
自分の個性やオリジナリティを過小評価している方って、なぜか多い気がするんですけど、一枚皮をめくれば、みんな恐ろしいほどに、、(笑)実は個性的なんです。
私たちが勝手に想像しているより、はるかに違っているんです、一人一人の人生って。
筋書きも違えば、魂が求めている目的も違うし、感受性も背負っているものも違います。
だから迷っている人には、太鼓判を押してあげたい気持ちになるんですよね。
あなたはあなたにしか歩めない人生を、歩んでますよー!と。
自信を持ってあなたであってくださいね、と。
、、と、少し脱線しましたが、自分が知らない、もう一つの宇宙に触れるようなものだと思んです。「他者と出会う」ということは。
他者という未知の宇宙
先ほどの12星座の人生モデルに当てはめるなら、恋に落ちる経験は「獅子座」の段階にあります。
大抵の初恋が実らないように。この段階では、恋心が暴走して自意識過剰になっちゃったり、一方的な幻想を抱いて空回りしちゃったりして、上手くいかない経験をするんです。
その次の「乙女座」の段階に入って、このままでは上手く行かない、と言うことに気づいて、自意識を調整する事を覚えていきます。
相手に受け入れてもらえる自分になるために、エゴイスティックな考えを改めて、自分を磨く必要があるんですね。
そして「天秤座」段階に入って、ようやく私たちは、個性を認め合えるパートナーと出会って、対等な関係で交流するという経験をします。
でも、大人のみなさんはご存知の通り、恋愛ファンタジー映画のようには、普通いきませんよね。。(笑)
そこから先には、夜の暗闇が待っています。
恋が成就した後、そこからの時間の方がむしろ本番です。
時間をかけて相手を深く知っていく、と言うことは、淡い幻想が打ち砕かれる苦痛を伴いますし、時には他の人には決して見せない、ドロドロした内面を、お互いに見せ合うようなこともあるでしょう。
これは「さそり座」段階に入っている、と言うことを示しています。
この段階で起こる感情の化学反応を経て、私たちは変容していくんです。
深い情動を伴った人間関係を通して、さなぎから蝶になるように、新しい自分に生まれ変わるんです。
そして「恋愛」で始まった関係は、この試練と変容の時を経て、錬金術のように「愛」に生まれ変わります。
未来に向かって続いていく関係の中に、それを見出せたなら、とても素晴らしいことですね。
そうでなくても、思い出の中で力をくれる黄金になるかもしれません。
いずれにしても、私たちは人間的な成長のために他者を必要としていて、人間関係を通じた愛のレッスンを人生の中で体験している、ということなんでしょうね。
作品に込めた想い

ここまで、なぜ「恋愛」の話を書いてきたかと言うと、それが今回の作品のテーマだからです。
この作品は、ある方のお誕生日プレゼントとしてオーダーいただいたものなんですけど、その方は「金星」が、とても強い配置にある、ホロスコープの持ち主なんです。
「金星(ヴィーナス)」は、愛の星です。
ギリシア神話を紐解くと、そこには、純粋なロマンスを求める女神が、試練の時を経て、神々しい「明けの明星」に生まれ変わる姿があります。(長くなるので、今回はこれだけにとどめますね)
神話の世界でも、「愛」とは、試練と変容を乗り越えて見出されるものなんですね。
愛の星の下に生まれてきたからこそ、悩むこともきっとあるでしょう。
でもそれを乗り越えて、あなたの愛のパワーを輝かせてくださいね!
そんなメッセージを込めて、この作品を描かせていただきました。
オーダーくださったMさんに、心より感謝してます!
Thanks!