星読み絵描き

もとっちノート


水星逆行と、星を使うという意識

だいぶブログご無沙汰になってしまって、ゴメンね。

ようやく、ハッピーノートの発送も終わり、先月からの仕事がひと段落したので、新たな気持ちで書いていきたいなーと思っています。

今ちょうど水星が逆行している期間なんですど、今回はそれついて書いてみようと思います。

水星逆行とは?

「水星逆行」というのは、地球から見て水星が逆行しているように見えている時期のことなんですけど、年に何回かあって、ちょうど今、その期間に当たっています。

今回は、12月13日から来年の1月2日まで続きます。

ときどきネット上で、その言葉を目にするけど、一体どういうことなの?宇宙の惑星の運行の話が、なんで私の生活に関係するの?

、、と、いぶかしがられる方もいらっしゃると思います。

占星術の世界では、地上と天上は繋がっているし、宇宙と人間は分かち難く繋がった存在だと、とらえています。

惑星の間で起こる出来事は、地上で起こる出来事と「相似形」になっていると考えます。

だから、水星逆行の影響は人間社会にも現れるし、身近な生活にも影響する。

そう考えて、私も含めた星読み達が、ワイワイあれこれと考察しているんです。

科学的にどうかっていう話ではないので、その点、誤解されないでくださいね。

私なりにちょっとニュアンスを変えると、「そう考えた方が面白いし、めちゃくちゃ新鮮な発見と驚きがある!」という事なんです。

たとえば最近

スマホや通信機器の調子が悪かったり。

懐かしい人に急に連絡を取りたくなったり。

旧友に街でばったり出くわしたり。

そういうことって、無かったですか?

水星は、「コミュニケーションや思考・知性」を司る天体なので、それが逆行してる時は、こういったことが起こりやすいと言われています。

いつも通り、時間は未来に向かって流れているはずなのに。

この期間は、「過去駅」と「現在駅」を巡回するバスが頻繁に運行していて、知らぬ間に私たちは、そのバス停の前に誘われます。

通信機器に不具合が出やすい、とも言われるんですけど

それは、時間をめぐるエネルギーの流れ方が、普段とは異なっているからなのかも知れませんね。

懐かしい人との偶然の再会

私は、今回の水星逆行期間中に、スマホのデータが飛んだり💦

星読みセッション中に、通信に不具合が出て、クライアントさまと「おっ!まさに水星逆行中ですねー(笑)」とやりとりしたり。

そんなことがあったのですが、それ以上に面白く、このテーマについての気づきがあったのが、懐かしい人との再会です。

その日私は、散歩をしてたんです。

道向かいに、いつもは閉まっているはずの、とあるお店の扉が開いていて、二つの人影が、そこに吸い込まれていくのが見えました。

そのお店は、私が若かりし日に、とてもお世話になったご夫婦が営んでいたお店だったんですね。

今から15年くらい前。

音楽活動をがんばっていた頃、私の音楽をプッシュしてくれて、色んな人とのご縁を取り持ってくれた恩人です。

でも私が音楽活動に挫折して、会社員になり

履き物もスニーカーから革靴に変わっていく中で、いつの間にか接点がなくなってしまったんです。

青春あるある話だとは思うんですが、人生の分岐点で交わり、そこから別々のタイムラインに生きていたんです。

そしていつしか、そのお店の扉は閉まったままになりました。

数年前、この街に引っ越してきてから、そのお店の向かいの道は、私の定番のウォーキングコースになりました。

15年の歳月の中で、けっきょく会社員を辞め、慣れない革靴を脱いでスニーカー生活に戻った私は、そこを通るたびに、ふっとあの頃の青春と流れた月日を、思い返していました。

でも、そのお店の扉はずっと閉まったままだったんです。

少なくともその日まで、何百回もお店の前の道を、ウォーキングで通っていたはずなんですけど、人の気配を感じたことがなかったんです。

だからそのお店の扉が小さく開き、そこに吸い込まれていく人影に気がついた時、「あっ!もしかして!」と思うと同時に、「別人かもしれない」という考えが、とっさに頭に浮かびました。

とうとう別の誰かがあの店舗を買って、改装が始まる所なのかもしれない、と。

道向かいから一瞬チラッと見えた、小さな人影だったので、確信が持てなかったんです。

そして、もし本人だったとしても今更、私を覚えてくれていてくれるか分からないなー、とも。

こういう時、普段だったら、グルグルめぐる考えが一周した後、「きっと気のせいだな」と自分をなだめて、終わりにしてしまっていたと思います。

しかし今の私は「星読み」なので、惑星の配置によって、こういう不思議な偶然が起こりえることを、知っているんです。

思い切ってお店の前に向かい、扉を開けて、私はご夫婦と15年ぶりの再会を果たしました。

ずっと私の前に開かなかった扉が、その瞬間だけ開いたんです。

「水星逆行」の不思議を、体験させられるような出来事でした。

星を使うということ

私は「水星逆行」期間だと知っていたので、舞い込んだチャンスを逃さず、一歩踏み出す勇気を持つことができました。

これってまー、「水星逆行」にかこつけていると、言えなくもないのですが。

でも星読み的な感性が、背中を押してくれた事は事実ですし

もし知らなかったら、これまでと変わり映えのない選択をしていたかも知れません。

よく占星術家が「星を使う」という言い方をするんです。

占星術を知らない方からすると、「何それ魔法使いなの?(笑)」と、言われそうな響きですが。

私なりに言い換えると、星を意識することで、自分の内面にパワーが生み出せたり、前向きな行動が取りやすい、ということだと思います。

今回は水星の話ですが、日々たくさんの惑星からの影響を受けていると、私は思っています。

月が地球上の潮の満ち引きや、人間の身体や心のリズムに影響を与えることを知っている方は、多いと思います。

それと同じように、さまざまな惑星の影響があると思うんですね。そしてそこに意識を向けると、開けてくる新しい世界があります。

「星を知り、星を使う」ことを意識すると、グッと宇宙と近づける気がするし、何よりロマンチックじゃないですか?

星の運行を少し気にかけるだけで、暮らしの中にロマンを取り戻せるって、それだけで素晴らしいことだと思うんですよね。

今回の「水星逆行」期間も残りわずか。よかったら、意識してみてくださいね。

面白い発見があるかもです!

、、ということで、今回も最後まで読んでくれてありがとー!

Thanks!



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