「変わりたい」と、心のどこかで思っていたり。
「人生を変えたい」と思っているけど、今更どうやって自分を変えていいのか分からない。
そういう悩みを持っている方って、多いんじゃないかなって思うんです。
というのも、去年からこのブログを書いてきて、一番たくさん読んでもらえたのが、こちらの記事なんです。
それから、ずっとロングセラー的に読まれ続けているのが、こちらの記事なんです。
「人は変われるという話」(パート1&パート2)
人生の折り返し地点を過ぎてからの、自分の可能性。
それを模索されている方が、読者の方の中には多くいらっしゃるのかな、と思います。
残りの人生で、自分は何がしたいのか。
誰とどこで、どんな風に過ごしたいのか。
折り返し地点を過ぎたからこそ、自分に向き合う必要に迫られてきますよね。
これは若かりし日には、感じなかったプレッシャーかも知れません。
残りの時間をどう使いたいのか、という問いかけは、とても切実に響いてきますよね。
変わりやすい人・変わりにくい人
「年齢なんて関係ないです。一度きりの人生、悔いが残らないように、素直に自分のやりたいことをやった方がいいですよ」
「成功するかどうかは関係なく、新しいことにチャレンジすること自体に意味があるんです。心も身体も活性化しますよー!」
自己啓発的に言えば、模範解答はこういうメッセージになるんだと思うんです。
でも、このメッセージを受けとって「よし、明日から今までやったことのないことに挑戦してみよう!」と思える人と「そんな風に言われたって、私は変われないしな…」と思う人がいるはずなんです。
今回のブログで伝えたいのは、実はこの反応の違いって、その人が生来持っている行動パターンによって変わってくる、ということなんです。
あなたの意思の力とは関係なく、変化を起こすことに対して、もともとハードルが高い人と低い人がいる、ということなんです。
これって当たり前なんですけど、意外と見過ごされている気がするんですよね。
だから、「私は変われない」と思ってしまうタイプの人は、そのことで自分を責めなくていいし、変化の波に器用に乗っていけるタイプの人に、引け目を感じたりする必要もないんです。
あなたはあなた自身に、天から授けられた性質に向き合うべきなんです。
そこにあなたの人生固有のドラマが、展開されていく鍵があるんです。
自分の行動パターンを知る
占星術の12星座には、行動パターンを表す「モード」というものが割り当てられています。
「活動(Cardinal)・不動(fixed)・柔軟(Mutable)」という3つのモードが、星座ごとに割り振られています。
たとえば私は、太陽星座「水瓶座」なんですが、水瓶座には「不動(fixed)」というモードが割り当てられています。
これは、「腰が重くて方向転換が苦手」という性質を表しています。
良く言えば、一つのことをずっと飽きずに継続できる性質。
悪く言えば、融通が効かない頑固で不器用な性質です。
先ほど書いた自己啓発的なメッセージを受け取った時に、「そうは言っても、自分を変えるのはなかなか難しいんだよなー」と思ってしまう、そんなあなたと実は私も同類なんです。
習慣になると、楽しい・楽しくない関係なく、ずっとそれをやってしまいます。
同じお店に、何年も通います。
もっと違うものを頼めばいいのに、いつも同じメニューを頼んでしまいます。
好きでそうしていると言うよりも、習慣にとらわれて行動パターンが制限されている、と言った方が当たっていると思います。
(だからこそ飽きもせずに、10年間も毎晩ツイッターに投稿し続けられる、とも言えるんですけどね)
私自身が変化することや、変化を受け入れることに苦労してきた経験があるからこそ、簡単には変われない人の気持ちが分かるんです。
私と同じ、こういうタイプの人は「変化」を無理に求めようとすると、きっと極端な行動に走ってしまうはずです。
「人間関係リセット症候群」という流行り言葉がありますけど、そういう極端な行動は、長い目で見た時には、あまり良い結果をもたらさないでしょうね。
じっくり継続して、積み上げていくことができるのが持ち味なので、自分の中でちゃんと時が満ちて、期が熟すのを待つのが良いでしょうね。
おすすめは、小さな変化を習慣の中に取り入れて、継続していくことです。
小さな変化が積み重なって、やがて大きく自分を変えることになる。私にとって10年継続してきたツイッターは、まさにそう言うものです。
疲れ切った会社員だった私が、絵描きになって個展で全国を周るようになり、やがて独立して、占星術を学んで星読み絵描きになって今に至る。
、、という感じで並べて見ると、わけがわからない(💧笑)ほど、この10年で私の人生は大きく変化して、ドライブしていったんですけど。
その原動力になったのは、10年前に日々のルーティンに加わった、この小さな一つの習慣でした。
3つのモード(行動パターン)
ちなみに、私の「水瓶座」と同じ「不動(Fixed)」のモードに分類されるのは、「牡牛座・獅子座・さそり座」です。
「活動(Cardinal)」のモードに分類される星座は、「牡羊座・かに座・天秤座・山羊座」です。
このグループは、自分から積極的に変化やチャレンジを求めていくと、人生が充実するタイプですね。
「柔軟(Mutable)」のモードに分類される星座は、「双子座・乙女座・射手座・魚座」です。
このグループは、変化に対応する柔軟性や器用さがあるタイプです。
ただ、自分から変化を求めていくと言うよりは、他者との関係性や、時代の変化のような、外部からの影響で変化のチャンスを得ていく、と言う傾向が強いと思います。
ホロスコープの全体像を見てみないと、12星座のどの要素が強く表れているのかは、分からない所があります。
なので一概に言えない部分はあるのですが、まずは自分の太陽星座をこの観点から調べてみると、面白い気づきがあるかも知れません。
もっと詳しい話が聞きたい方は、ぜひ星読みをご依頼くださいねー!
大事なことは、自分の中に「変わりたい」「人生を変えたい」と言う気持ちが芽生えて行動に移そうとする時、自分にあった方法を選択する、と言うことに尽きるんじゃないかな、と私は思います。
自分の資質を占星術を使って、一歩引いた視点から眺めてみると、野球の才能があると思って、たくさん練習して頑張っていたのに、実はサッカーが向いていた、とか。
卓球の小さなラケットを持って、テニスコートに立って震えていた、とか(比喩ですよ、もちろん。笑)
そう言うことが、分かったりします。
「灯台下暗し」ということわざの通り、自分のことが実は一番、よく分かっていないものなんですよね。
だからこそ、自分の性質を客観的に知ることは、とても大きな一歩になるのだと思います。
あなたが人生に変化を求める時、占星術はきっとお役に立てるものだと思いますよー!
、、と言うことで、今回も最後まで読んでくれてありがとー!
Thanks!