「風の時代」という言葉を、どこかで見たり聞いたりしたことがある方もいらっしゃると思います。
占星術の世界では、２０２０年１２月の木星と土星の、水瓶座での大接近をもって「風の時代」の幕が開いた、と解釈されています。
これまでの権威主義的なピラミッド社会が、その役割を終えて、一人一人が個性を発揮して、個人が主役になる新たな時代がやってきた。
そう言われています。
そして今年、冥王星が水瓶座に入ったことも、本格的な「風の時代」の到来を告げるものだと言われています。
占星術を始める前は、「一体なんのこっちゃ？」という感覚だったのですが、実際に星読みをはじめた後では、「なるほどな」と思っています。
人間の心の奥深くがどこかで繋がっているという立場に立つと、星々の配置の転換が、人類の意識に変化をもたらし、社会の変容となって私たちの目の前に現れてくるということは、十分あり得ると思います。
私的には、この「風の時代」の到来の意味を、こう捉えています。
あなた自身を「推す」ための良い頃合いがやってきてますよー！と。
ぜひ、「風の時代」は、あなた自身を「推し」てあげてください。
慣れないうちは、最初はちょっと戸惑うかも知れませんね。
これまでの社会は、「特別」な人が「特別」な物語を紡いで、私たちは観客の一人という感じだったかも知れません。
メディア越しに見せられる、きらびやかな栄光と挫折の物語に、自分のファンタジーを託して、観客として一喜一憂する。
それも夢見心地な時間をくれるし、ストレス社会で心のバランスを保っていくためには、そういう逃避も必要だったと思います。
でも本当の物語は、あなたの人生なんです。
画面の向こう側ではなくて、目の前の手で触れられる現実の中に、本当の喜怒哀楽があるんです。
あなたの身体も、あなたの心も、過去ではなく今を生きるために。
あなたの人生という物語を、味わうためにあるんです。
いちばん面白いのは、あなた自身の探求なんです。
人生の「主人公」としての自分自身への理解を深め、愛していくこと。
それが「風の時代」を生きるための、全ての土台になると思います。
ホロスコープを読ませていただいていて思うのは、人はそれぞれ全く違う個性の持ち主だということです。
天体の配置が示す性格や才能に、同じものは一つもありません。
最初から「特別」な個性の輝きを、本当はみんな持っているんです。
これまでの社会では、スポットライトが一部の人にしか当てられていなかっただけで、本当はみんな「特別」なんです。
そうでなければ一人一人が違った存在として、この地球に生まれて来る意味が分からないですからね。
これからはみんなで、ライトをお互いに当てあったらいいと思うんです。
あなたの内なる宇宙には、数々のパワーを秘めた天体と、１２星座の奇跡としか言いようのない個性的なバランスがあります。
内なる惑星はあなたを「推し」てくれています。
その幸運に気づいて、自分らしく「風の時代」を生きること。
そのお手伝いができたら、嬉しいなと思っています。
ともに新しい時代を迎えていきましょう！
motocchi
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