
昭和のお家って応接間に、原画がけっこう飾ってあったと思うんです。
原画っていう言い方は、ちょっとギョーカイ用語(?)かもしれないので、意味を説明すると、ポスターとか複製画みたいな印刷物じゃなくて、手描きの一点ものの絵画作品のことです。
おじいちゃんおばあちゃんの家に行くと、原画が応接間に飾ってあったのを思い出します。
掛け軸とか、ちょっと渋い感じの日本画っぽいやつとか。
そういう作品を見て、子供心に何かこう、グイっと絵の中に惹き込まれるような…
絵を見ているのに絵に見られているような…
そんな不思議な感覚を感じたことを、今でも思い出せます。
今って、そういう原画に身近に触れる体験って、めっきり減っちゃってると思うんです。
量販店で売っているポスターや、印刷されたタペストリーなどで、壁を飾っているお家の方が多いでしょうし。
美術館に行って行列に並んで見る絵画は、なんというか、仰々しくて、よそよそしいものですし。
これは私の偏見かもしれませんけどね…(笑)
でも少なくとも、観覧の列に並ぶあなたの為に描かれた作品ではないし。
なにかのご縁で、あなただけの元にやってきた絵でもないわけです。
美術館の絵は。
それに対して、おじいちゃんおばあちゃんの家に飾ってあった絵は、何らかの特別なご縁があったからこそ、そこにあるもので。
とても身近に感じたし。
変に身構えることなく、絵と自然に会話することができたんです。
「絵と会話」なんて書くと、「えっ、何言ってんの?大丈夫かな、この人💦」と、思われちゃうかもしれませんが…
私はアートの本質は、「作品と自分の内面世界の対話」にある、と考えているんですね。
作品に触発されて、イメージの世界に入っていって、いつの間にか心が裸になっていて、自然に自分自身との対話が始まっている。
そうなれるのが、良い作品だと思っています。
もちろん脳内での出来事ですよ…(笑)
周りに人がいなかったら、リアルにしゃべっても、絵のエネルギーに合わせてダンスしちゃってもOKかもですけど、同好のみなさまは、怪しまれないように気をつけてね…(笑)
これは原画作品を前にした時にだけ起こる、不思議な体験だと思います。
少なくとも私の場合はそうで。
これが面白くて絵を描き続けている、と言っても過言ではないんです。
分からない人には、一生分からない世界かも知れません。
でも私の個展に足を運んでくれたり、作品をオーダーしてくれた方なら、この感覚、きっと共感していただけるんじゃないかな、と思っています。
七の魔法

この作品をオーダーくださったKさんは、これまでに2枚、原画作品をご注文くださっている方です。
なんでもその2枚の作品は、まるで予言のように、Kさんが今年体験していった不思議な出来事を、暗示していたそうです。
絵が予言になる、これがミスターモトッチの不思議な力です🕶
きてます、きてます、ハンドパワーーーッ!
、、と言いたいところですが(笑)
これは原画から豊潤なインスピレーションを受け取れる、Kさんの豊かな感受性の賜物だと思います。
その感受性を触発することができる絵を、この手で描かせていただけたことを誇りに思います。
ここ最近は特になんですけど、作品に数秘術的な意味を込めて仕上げるという事を、意図的にやっています。
本当にって言い方がちょっとアレなんですけど、、まー、本当に魔女が魔法をかけるようにして、仕上げているつもりなんです。
だからこそ、その面白さを分かってくださって、一緒に謎解きを楽しんでいただけると、とっても嬉しいんです。
この作品には「7」の魔法をかけました。
なんだか謎めいていて、ワクワクするでしょ!
この作品をオーダーくださったKさんに、あらためて感謝してます。
Thanks!
















