
「自分の人生というドラマの脚本は、実は生まれる前に自分で書いて来ている」
・・・と言われた時、どんな反応をするかで、その人が「月」を生きているか「太陽」を生きているかが、分かるように思います。
「月」と言うのは、他人が期待する姿を生きようとしてしまう、自分です。
「他人軸」の生き方、受動的な生き方と、言い換えてもいいかも知れません。
「月」を生きている人は、「自分の人生というドラマの脚本は、実は生まれる前に自分で書いて来ている」と言われたら、「そんなわけない」と反射的に思うでしょう。
「それが正しいなら、なんで私の人生は思い通りにならないの?苦しい出来事ばかり起こるの?」と言う、反応をされるのではないかと思います。
まったくその通りで、「月」を生きている限り、外からやってくる出来事に、翻弄(ほんろう)され続ける人生になってしまうんです。
「他人軸」を生きているかぎり、他人のドラマに巻き込まれて、肝心の自分のドラマが始まらないわけです。
生まれる前にせっかく書いてきた脚本が、進まないわけです。
「太陽」を生きている人。
言い換えると「自分軸」で生きている人は、「自分の人生というドラマの脚本は、実は生まれる前に自分で書いて来ている」と言われたら、「きっと、そうだと思います」と言うでしょう。
「月」で生きていようと「太陽」で生きていようと、雨の日は雨が降るし、強い風が吹く日もあります。
人生の中で、辛い経験や、上手くいかない経験をするのは一緒なんです。
でも、体験する出来事の「意味」が、180度変わってくるんですね。
「自分軸」で能動的に生きている人は、ネガティブな経験をポジティブな意味に変換して、それを乗り越えることで人生ドラマの主役として、輝きを増していきます。
「太陽」で生きている人は、どっちに転んでも、経験を力に変えて輝いていけるんです。
「月」で生きている人、「太陽」で生きている人、どちらの方が人間的に魅力的か?と問われたら、言わずもがなですよね。
だから私は、占星術師として「月」ではなく「太陽」を生きてください、と常々メッセージさせていただいているわけなんです。
獅子の目覚め

この作品をオーダーくださったHさんは、これまでにもビビっときたタイミングで、都度都度、星読みをご依頼いただいている方です。
新たに「お守り」にして持ち歩ける作品が欲しい、と言うことで、特注の栞サイズの作品を、描かせていただきました。
Hさんは、ご自身の「月」の性質を理解して「太陽」を生きることを、実践してくださっている方です。
今回の星読みは、これまでより更に一歩進んで、宇宙から見たHさんの使命とは何なのか?と言う話を、恒星やヘリオセントリック(太陽中心で見るホロスコープ)の視点を交えながら、お話させていただきました。
「月」ではなく「太陽」を生きる、と言うメッセージの、その先の話をさせていただいた形です。
(複数回ご依頼いただいている方には、こういった一歩進んだ話をさせていただいています。ご興味がある方は、ぜひリピートしてみてくださいね🌟)
この作品のテーマは、レグルスと言う恒星のパワーで目覚める獅子の姿です。
Hさんの内なる「獅子」が目覚めるきっかけになったらいいなー、と思いながら描かせていただきました。
小さいサイズなんですけど、迫力のある作品になったと、作者的には思っています。
あたらめてこの作品をオーダーくださったHさんに、感謝してます!
Thanks!