〜Under the Sun in Taurus〜

一風変わった円形のキャンバスが、最近の私のお気に入りです。
ホロスコープを思い浮かべさせてくれる形なので、星読み絵画と相性が良い気がしています。
この作品をオーダーくださったMさんは、長年個展に通ってくださっている方なのですが、ご来場くださる時、いつもニコっと素敵な笑顔を見せてくれるんです。
今回、星読みをさせていただいて、Mさんのパッと周りを明るくするような笑顔の秘密が分かりました。
Mさんは、太陽星座が「牡牛座」だったんですね。
牡牛座の方の笑顔って、独特な輝きがある気がします。
人懐っこくて、心と心の間にある壁を、一瞬で「ニコっと」消してしまうような、そんな陽だまりのような明るさを感じます。
Mさんはご自身で占星術をされている方でもあるので、私の星読みをお伝えするのに、少し勇気がいりました。
お話させていただいた後、ご自身では気がつかなった視点があり、新たな気づきを得られて良かった、と言っていただけて、私はほっと胸を撫で下ろしました。
作品の制作イメージ
Mさんとの会話のなかで、「家」というキーワードが出てきました。
幼い頃、Mさんはなぜか小さな「家」の絵を、たくさん描いていたそうです。
お話を伺う中で、この要素がとても大切なものに感じたので、誰もが安心して帰ってこれる場所としての「家」
それを作品に描き込みたいと思いました。
この作品のベースは、太陽の輝きをテーマに描いた「Sunbeams」という作品を元にして、描いています。
そこに「家」という要素を、木の樹洞(うろ)の中に追加して表現してみました。
樹洞(うろ)の中には、フカフカのソファーと、色とりどりの葉っぱの絨毯、そして豊穣を象徴する、ブドウが入ったバスケットを描いています。

ソファーは、河原に生えている蒲(がま)の穂綿(ほわた)をイメージしています。
これ、子どもの頃の私の密かな憧れだったのです。
もしかしたら共感してくださる、童心をお持ちの方もいるかも知れないですね。
この作品に描かせたいただいた、陽だまりのような豊かな世界。
それは意外と身近にあったりするんですよね。
公園の一角にも、植木鉢の中にも。
「永遠」につながるような陽だまりの時間を、ほっと一息つくその瞬間に、感じられたら最幸ですね。
この作品をオーダーくださったMさんに、心より感謝いたします!