最近、ニュースやSNSなどで見る世の中のムードと、自分の生活実感のズレが、大きくなっていくのを感じています。
「そもそも、あなたは世の中に乗っかれてないでしょう?」
、、と言われると、南の島の片隅に生息する零細画家としては、ぐうの音も出ないのですが・・・(笑)
でもなんというか、たとえばイベント的な催しの、表層的なから騒ぎだったり。
人の気持ちを誘導したい広告とか、印象を操作する為の演出だったり。
そういう消費者の気持ちを、無理やり駆り立てようとするものに対して、なんとも言えない空虚さを感じるんですよね。
「無理してるんじゃないかな?」と言う感じを、受け取るようになってしまったんですよね。
発信している側にもそれを感じますし、反応して合わせている側にも、その苦しさを感じる時があります。
これまでの世の中の価値観が、これからも変わらずに続いていく、ということを前提にしていることに、無理を感じてしまうんです。
「右向け右」の時代の終わりに
星読み的に言えば、私たちは「風の時代」の幕開けを迎えています。
これまで人を縛っていた、競争での勝敗や物質的な豊かさを尺度にした、ピラミッド型の社会のあり方。
それが、他のたくさんの選択肢の中のひとつに過ぎない、と言うことに人々が気がつき、終わりを迎えていくことは、星の運行から予測できます。
もっと人は表層ではなく、本当の自分の欲求に向き合うようになるでしょうし、個人的なユートピアを目指して分散していくはずです。
少し前に話題になった『不適切にもほどがある』というドラマを覚えていますか?
けっこう面白くて、私は全話見ちゃったんですけど。
あのドラマで描かれていた昭和時代の風習って、ヘンテコなものに見えましたよね?
運動中に水を飲まさない指導とか、職場での下ネタ満載の会話とか。
コミカルに描かれていましたが、今から見るとトンデモないものが、たくさん出てきたと思います。
これまでの社会の常識は、時代が変わると「あの奇妙な感じ」に、あっという間になっていくのだと思います。
そういう目で世の中を眺めて見ると、今、何かを発信している人の意識が、新時代・旧時代のどちらにあるのかがハッキリ見える気がします。
新しい意識の目覚めを迎えて、物質的な価値観から精神的な価値観に、意識の比重を移している人と、これまでの時代が変わらず続くと思い込んでいて、それを前提に行動している人。
両者では、今、見えている景色がだいぶ違うものになっているんじゃないかな、と思うんですよね。
共に次の時代にいきましょう
この時代の大きな変化を作っているのは、星読み的に言えば「冥王星」という星です。
ここ数年の大きな社会変動は、占星術で「破壊と再生の星」とされる、冥王星の動きと驚くほどリンクしています。
冥王星は去年から、終わっていく時代を象徴する山羊座と、新時代を象徴する水瓶座の間を、行ったり来たりしています。
この「行ったり来たりするターン」の間に、旧時代の闇が暴かれ、時代の変化が促進されていっています。
芸能や政治の世界で、ニュースになった出来事を並べてみると、この星の運行とリンクしていることが、良く分かります。
おそらく社会の表に出ている出来事は、氷山の一角で、もっと深いレベルで変化が進んでいるのだと思います。
この「行ったり来たりするターン」の最後の一回が、今年の秋口からやってきます。
9/2〜11/19までの期間が、冥王星が山羊座に戻る最後の期間になり、それ以降、私たちは完全に水瓶座の時代に入っていきます。
あなたがもし新しい自分に生まれ変わりたいなら、この変化のチャンスを逃さない方が良いと思います。
もう薄々みんな気づいていると思うんです。これまでの時代が終わっていってる、と言うことに。
冥王星は、人類の集合的な無意識を、半ば強制的な力で書き換えていく星、とされています。
だから本当はもう、みんな自分の内側に変化の胎動を感じていても、おかしくないはずなんです。
自分の内側に芽吹いてくる「変わりたい」という衝動に、フタする必要はないし。
無理して旧時代に合わせて振る舞う必要は、もうなくなっているのだと思います。
もっと個人的な価値観を大事に生きていいし、精神的なものに価値を移していっていいんです。
それが本心から好きで、それを望んでいる方を除けば、競争社会の勝者を必要以上にありがたがったり、物質主義的な尺度で成功を測るような価値観を、卒業する時が来ています。
みんなオンリーワンの個性があり、他に比べようのないそれぞれの輝きがあるんです。
それに自覚的になり、お互いの個性の輝きを讃えあっていく。
そっちの世界の方が、よっぽど楽しいですよね。きっと。
このブログを読んでくれるような方は、きっと新しい時代の風を、もう肌で感じていると思います。
でも、そんな方の中でも、「これからどうなっちゃうんだろう?」という不安を抱えている人も、同時に多いと思うんです。
毎度毎度この言葉にお世話になっちゃうんですけど、そういう方にメッセージを伝えるなら、この言葉を私は選びます。
「きっと大丈夫」
一人じゃないですからね。
共に次の時代に行きましょう。
、、ということで今回も最後まで読んでくれてありがとー!
Thanks!