星読み絵描き

もとっちノート


結音-ito-さんと私〜「しんかいぎょ」Music Video 公開によせて〜

ついに!絵本原画展「しんかいぎょ」のテーマソングが、完成しました🌟

シンガーソングライターの結音-ito-さんに、書き下ろしていただいた楽曲です。

music video 「しんかいぎょ」
結音-ito-

結音-ito-さんと出会ってから、もうかれこれ6年になるんですけど。

最初に結音さんにお会いした時のことを、今でも鮮明に覚えています。

2019年の個展ツアーで訪れた、横浜の会場に来てくれたのが最初の出会いで。

会場の扉が開いて、目と目があった瞬間に、初対面なのに、なんだか懐かしい感じがしたのを覚えています。

まるで、私が歌詞を書いて結音さんが歌ってくれた「世界」の歌みたいですね。

結音さんと私は、同世代なんですね。

それもあるのか、悩んでいることとか、芸術活動に対するスタンスとか、共鳴できる部分が多くて。

出会ってすぐに打ち解けて、友達になって。

お互いの作品に、時折参加し合ったりしていたら、あっという間に6年経っちゃってたって感じですね。

時の流れは本当に早いです。

年齢を公表していない二人なので…あんまり言えないんですけど(読者のみんなは察してくれよなっ!笑)

青春時代が過ぎても、ある程度年齢が上がっても、創作活動をペースを落とさずに続けられる人って、ごくわずかだと思うんです。

みんないつの間にか大人になって、創作活動をやめてしまったり、アートの現場やライブの現場から退いていったり。

家庭や昼間の仕事が忙しくなれば、かつて見た夢を胸に仕舞い込んで、すでにあった現実の中に自分の居場所を見つけていく。

それが言ってみれば、この社会のなかで大人になるってことでもあるので、それ自体は祝福されるべきことだと思うんです。

でも、ピーターパンはいつもちょっと寂しいわけですよ…(笑)

ええ、身勝手なのは重々承知なんですけどね。

解けない魔法を探しているんです、ずっと。

アートの魔法を使って、何才になっても、みんなともっと大空を飛び回りたいと思っちゃってるんです。

重症ですね…(笑)

アートの魔法が解けずに、ずっとそれをやり続けていける人は、ある意味「変態」なんだと思います。

ちょっと失礼かな…(笑)

でも最大級の賛辞として、結音さんは、そんな「変態仲間」だと思っています。

折しも、来年1月のラストライブをもって、ライブ活動休止を発表されている結音さんですが、私はきっと次の展開が待っていると思っています。

今回、私の久しぶりの個展に、素晴らしい楽曲を提供してくださった借りを、返させていただける時がくることを、信じています。

この世界で、人と人との間で真剣に生きているからこそ、苦悩し。

その苦しみから、心が光を見出していく過程を、楽曲に昇華している、結音さんの音楽の世界。

結音さんの歌には、人生の光と影がしっかり刻み込まれています。

聴くたびに私は、この世界を生きていく勇気をもらっています。

今回の楽曲「しんかいぎょ」を気に入ってくださった方は、ぜひ彼女のCDを手に取って、聴いてみてください!(コチラで売ってますよー)

そしてライブにも、足を運んでみてください!

(ついでにちゃっかりアピールしておきますけど、私の個展にも、足を運んでね✌️)

インターネットの中で、なんでも体験できているような気分になっちゃう世の中ですけど…

現場で感じたり受け取れたりするものは、全然違うものですからね。

当たり前ですけど、その場所にいかないと体験できないことばかりです。

これはどんなに時代が進んでも、変わらないことだと思います。

自分の身体と心を使って、冒険しましょう!

私たちのような「町のアーティスト」は、そんなあなたを、首をキリンのように長ーくして待っていますし、勇気を出して来てくれたあなたを、心から歓迎します。

だって、こんなに広い世の中で、見つけてくれるってことは「心の形が似ている」ってことだと思うから。

・・・ということで、今回も最後まで読んでくれてありがとー!「しんかいぎょ」よろしくねー🌟

Thanks!



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