いきなりですけど、占星術を通じて私が知った、この世の真理をひとつ、あなたに公開しちゃいますね。
それは、「全てはぐるぐる回っている」ということです。
惑星は宇宙を回ってます。
地球も太陽の周りを回ってますし、月も地球の周りを回ってます。
季節も「春・夏・秋・冬」と、巡回して行きます。
生命が誕生し、次の生命にバトンをつないでいくリズムもそうですね。
、、こんなふうに、この世の全ては、ぐるぐる回っているんです。
「そんなの当たり前でしょー!」と、思われた方もいるかもしれません。
でも、自分の人生の中にも、その当たり前の周期性が隠れていることに気がついていて、そのループを意識できている人は、少ないのではないかと、思います。
ちょっと、振り返ってみてほしいんです。
これまでの人生経験の中で、登場人物やシュチュエーションは変わっても、いつも同じような展開になっていって、結局、同じような結末を迎える。
そういう、何度も繰り返しているループって、ないでしょうか?
楽しいループだったら、問題ないんです。
でも、この問いかけに対して浮かんでくるものは、きっと「負のループ」だと思います。
最終的にいつも、苦い経験になるような、おなじみのループ。
おそらくあなたの中にもありますよね?
宇宙が奏でる音楽の一部
「この世の全てはぐるぐる回っている」と、最初に書きましたが、もう少し丁寧に言うと、いくつものループが組み合わさって、ぐるぐると回っているんです。
時計仕掛けのように、ループが組み合わさることで、複雑さがそこに生まれていきます。
この仕組みは、実は「音楽」と一緒なんです。
音楽って、繰り返されるメロディーやリズムの組み合わせでできています。
ドラムスはリズムのループを叩き、ベースがそこにベース音のループを重ね、ピアノやギターはその上で、メロディーのループを鳴らします。
楽器それぞれのループが組み合わさって、一斉に鳴らされると、そこにバリエーションが生まれ、魔法のような音楽が出来上がるわけです。
人間の人生も、実はこのような感じで、周期の違うループの組み合わせで作り出されている、と考えられるんです。
宇宙をぐるぐる回っている、惑星の公転周期が、幾重にも重なってリズムを構成していて。
その影響が、地上を生きる私たちの人生に、バリエーション豊かな展開を生み出しているんです。
だから、そういう意味で言えば、人間は宇宙が奏でている音楽の一部なんです。
(ちょっと飛ばしすぎてたら、ごめんなさい🙏頭を柔らかくしてついてきてねー!カモンカモン!)
月はループ・マシーン
こうした惑星の運行の影響が、一番わかりやすく日常生活に表れてくるのが、月と人間の関係です。
たとえば「X(旧ツイッター)」なんかを見ても、満月の夜に向かって、騒がしくなっていく傾向があるように思えます。
満月の日は、感情的になりやすくなるんです。
普段なら意識が抑えているような言葉を、吐き出しやすくなっちゃうんだと思います。
意味もなく不安な感情が大きくなったり、些細なことでも自尊心が傷いたりしやすくなるんです。
月の影響に無自覚な人は、そこで変なことを口走っちゃったりして、後で後悔するハメになりやすい、ということです。
満月の夜は、リラックスして静かに休むのが一番、というのが私の考えです。
何かを決定したり、決断したりするのは、避けた方が無難です。
誰かと真剣な話をするには、最も適さない日だと、思います。
月というのは、約28日の周期で地球の周りを一周しています。
人間は身体的にも、感情的にも、この28日の周期に束縛されているわけです。
月の引力で、潮の満ち引きが生まれるくらいなので、人間にも大きな影響があって、当然なんですけどね。
現代の暦(太陽暦)で生きていると、その当たり前の事実が隠されてしまうんです。
ほとんどの人は、恐ろしいほどに無自覚ですからね、月の影響に。
月って、いわば「ループ・マシーン」のようなものです。
同じループを、自動演奏する機械のようなものです。
習慣化するような行動は、月のリズムで生活の中に固定されていきます。
このブログの冒頭で書いた、「人生で無自覚に繰り返される負のループ」というのも、同じですね。
実際は、他の天体の公転周期や、生まれた時の星の配置が関わるので、もっと複雑なループではあるんですけどね。
月のループを打破する方法
ここまで読んでいただいて、全てはぐるぐる回っている、ということに、あなたも気がついたと思います。
それと同時に、人間はこのループから結局、抜け出せないのではないか・・・(そんなこと知りたくなかった😭)と思われたかも知れません。
きっと「人生を変えたい」「自分を変えたい」と思うからこそ、このブログを読んでくださったり、星読みに興味を持ってくださってるわけですからね。
私もそう思うからこそ、占星術に取り組んでいる者です。
でも長いこと、この問いかけは大いなる壁だったんです。
この壁に向き合い、古びた机の上で、日夜、実占と研究を繰り返す日々。
motocchiは、この難問に挑み続けたのです…
(「情熱大陸」風のナレーションをイメージしてください笑)
そんな歳月を経て、私なりにひとつの突破口を見い出すことができました。
その答えは、何と私の大好きな音楽の中にあったんです。
音楽を演奏する時、退屈なループが続いてしまった時には、「ブレイク」を入れたり、転調したり、アドリブを入れたりして、展開を作っていきます。
既存の流れから抜け出して、新しいループに乗り換えるんです。
そうすると新鮮な感覚がよみがえって、楽曲にメリハリが生まれ、ドラマチックな感動が生まれます。
月のループを打破する方法も、これと全く一緒です。
「ループ・マシーン」を、いくら叩いて壊そうとしても、だめなんです。
私はずっとこれをやっていて、失敗をくりかえしてきました。
無意識に自分を束縛している、月の影響から抜け出すために、「月(月星座)を意識の上で否定する」ということを、やっていたわけなんですけど。
このやり方だと、効果が持続しないんです。
しばらくすると、元の自分に戻っちゃうんですね。
私にとっての一番の悩みが、そこにあったんです。
星読みを通じて、新しい自分を生きる意思を持つことができた人も、しばらくすると、元の自分に戻って行ってしまう。
壊したはずの「ループ・マシーン」から、自動演奏が流れてきて、いつもの展開が始まってしまう。
この立ちはだかる壁の前で、私はもんもんと思索を続けていたわけです。
あなたは人生のDJ
難攻不落とも思える月。
その攻略方法が、まさか音楽の中にあったなんて。
ターンテーブルを2台使って、音楽をミックスしていくDJの姿にあったなんて。
「灯台下暗し」とは、よく言ったもので、もっと音を楽しむように、リズムを楽しむように、このループを扱うべきだったんです。
月(月星座)に象徴される、無自覚に繰り返される行動パターンも、単なる人生に現れるループのひとつですから。
いくつもの惑星の公転周期という、たくさんのループが組み合わさって、人間の人生という「宇宙の音楽」が奏でられている、と先に書きました。
そういう意味で言うと、もうしょうがないんです・・・ループしちゃうのは。
「全てはぐるぐる回っている」
これは宇宙の法則です。
だからこそ無理に抵抗しても、仕方がないんです。
客観的に「ループしてるな」と自覚することができれば、それでOK。
そのループを受け入れた上で、意図的に転調させたり、別のループとミックスしたり、その上で替え歌を歌ったり、スクラッチを入れてみたりして、別のものに変容させてしまえば、よかったんです。
そう!あなたは、人生のD Jなんです。
繰り返される負のループに気がついている、ということは、そのループに飽きている、ということです。
同じレコードばっかり、同じリズムばっかり、同じメロディーばっかり聞いていたら、飽きちゃうのと同じです。
DJがリズムとリズムを巧みにつないで、そこに新しい音楽的な感動を生み出すように。
退屈な状態になったら、あなたはその人生のループを変化させるべきなんです。
DJのように、次にかけたい曲を用意して、今かかっている曲とミックスして、ループを乗り換えるべきなんです。
つまり、あなたが次に体験したい未来のイメージを作って、それと現在のあなたを、上手くつないであげる必要があるんです。
この感覚を持つと、人生に新しい展開がきっと生み出されるはずです。
肝になるのは「つなぎ方」です。
でも、この「つなぎ方」には、DJミックスのやり方と同じように、テクニックとコツがいります。
長くなっちゃったので、今回は一旦ここら辺で区切りますね。
次回は、「気質別、人生DJ講座」です・・・(笑)
(パート2につづく)