最近、以前書いた「山羊座の時代の終わりに」という記事が、良く読まれているんです。
時代の変わり目が差し迫っていて、このトピックにあらためて興味を持たれている方が多いのかなーと、思います。
占星術的に言えば、11月20日がその境目なので。
もうほんと、すぐそこなんですよね。
この日に、時代を刷新(さっしん)する「冥王星(めいおうせい)」という星が、水瓶座に入ります。
そこから「冥王星 水瓶座(めいおうせいみずがめざ)時代」という新しい時代が始まる、と言われています。
この冥王星の運行に連動して、「世の中の人の意識が勝手に書き変わってしまう」ということを、星読みとして私はずっと言ってるわけなんですけど。
それに対して、にわかには信じ難いと思っている人も、多いんじゃないかと思うんです。
「もとっちさん、なんか最近占星術にかぶれすぎてない?現実見えてる?大丈夫?」と思われている…(笑)かも知れません。
論より証拠
でもまー、そう言わずに「論より証拠」で、少し一緒に歴史を振り返ってみてほしいんです。
今から16年前(2008年)に、「山羊座(やぎざ)」に冥王星が入りました。
そこから今日までを、なんとなくで良いので、ちょっと振り返ってみて欲しいんです。
「山羊座」という星座は、簡単にいうと、ピラミッド型の競争社会の中で、頂上を目指す人間のあり方、を象徴しています。
「山羊座」という星座のキャッチフレーズは「I use(我、使役す)」です。
私的な個人の心よりも、社会的な立場が重んじられて
みんなが企業や社会の為に「使役」させられる、そういう時代だったと、言うことができるんじゃないかと思います。
どうでしょう、振り返ってみると、そんな時代だったと思いませんか?
否応なしに、みんなが労働市場に駆り出され、金銭的な価値(生産性)という一つのルールの上で、競争を強いられた時代。
私には、そんな風に思えるんですけどね。
「勝ち組・負け組」なんて言葉が流行ったり。
それまでは教養の高い人を重用していたメディアも、ビジネスで成功した人の発言を、重んじるように変わっていったし。
忘れちゃってるかも知れないんですけど、それ以前は、こんなにみんな労働ばっかりしてなかったはずなんですよ。
余暇の楽しみ方とか、文化活動とか、仕事以外のことへの興味関心の比重が、もっと高かったと思うんです。
まして拝金主義的な言動は、公には恥ずべきものとされていたはずです。
それがいつの間にか、知らず知らずのうちに(ちょっと前に流行ったドラマの)「イカゲーム」のような、「山羊座のレース」に、みんな巻き込まれていったんです。
その結果、社会がどうなったかは、言わなくても良いですよね。
もう、こりごりでしょ…(笑)
「山羊座」の名誉のためにフォローしておくと、これは「山羊座」の終わりまで来たから、そのダメさが露呈しているわけで、最初の頃は、新鮮さを感じていたはずなんですよ。
競争や成果主義や、新自由主義的な経済理論とか。
そういうものに人が惹きつけられていった結果が、今のこの世の中の状況になっているわけです。
暗澹(あんたん)たる結果に見えますけど…時代というのは、集合体としての私たちの意識のレベルに合わせて、現れてくるものです。
本当は「山羊座時代」だって、もっと良いものにできたはずなんです。
私たちの意識のレベルの問題なんです。
だから、ここでガックリせずに「山羊座時代」の反省を、次の時代に活かせるかどうかが、肝なんだと思うんです。
時代は変わるもの
では、この「山羊座時代」の前はどうだったのか?というと、「射手座(いてざ)」の時代なんですね。
今から30年ほど前(1995年)に、「射手座」に冥王星が入ったので、そこから2008年までが「冥王星 射手座(めいおうせいいてざ)時代」だったと、考えられます。
「射手座」という星座は、大学などの高等教育や、海外や異国の文化への関心を表します。
この時代を体験した方は、覚えていると思うんですけどね。
受験戦争で学歴を競い合ったり、海外留学が流行ったり、バックパッカーで海外に出る人が増えたり、そういう時代だったと思うんです。
わかりやすいでしょ?そのまんまなんです…(笑)
なんであの時、あんなに受験戦争に駆り立てられたのか?
なんであの時、あんなにビジネスマインドになって、拝金主義に染まってたのか?
、、と問われても、誰も答えられないんです。
それが「時代」の流れなんです。
この時代の流れ中で、人は否応なしに変化を迫られ、そこで学びを得て、集合意識として進化していくんです。
そこには、良い面も悪い面も混在しているわけです。
そして、その時代の変化は、驚くほどに冥王星という星の運行とリンクしているんです。
二つの時代をさかのぼって検証してきましたけど、それ以前の時代も、そのまんまリンクしてますからね。
降りたもん勝ちですよ
今回のブログで言いたかったのは、「これまでの時代の生き方に、固執する必要はもう無くなってますよ」ということです。
11月20日というのが、わかりやすい境目になるわけですけど。
旧時代である「山羊座時代」の価値観から、できるだけ早く抜け出した方が、これからの時代は生きやすくなる、ということです。
誰かの犠牲の上に成り立つような、競争主義だったり。
拝金主義的な価値観や、弱肉強食的な価値観だったり。
自分の本心や良心に背いてでも、社会的な立場を優先するような生き方だったり。
そういうものは、もうこれから過去のものになるはずです。
新しい時代を象徴する「水瓶座」の価値観を、早めに生き方に取り入れることをおすすめします。
でも、わからないでしょ?
ちょっと「星占い」とか知ってる方でも「水瓶座ってよく分からない」って、思うと思うんです。
良くも悪くも、世俗的な一般社会の価値観を象徴するのが「山羊座」です。
だから、そのスタンダードな価値観の中で生きてきた人が、その外にある「水瓶座」の世界を想像することは、なかなか難しいはずなんです。
占星術の本を開いても、「水瓶座」の話って、ちょっとわかりずらいですし…。
「個性的なのに、普遍性を重視する」とか。
「博愛主義なのに、クールで冷淡」とか。
「水瓶座的な生き方の基盤になる、シンクロニシティ」って何?とか。
字面だけ見ると、なんのこっちゃで、意味がわからないはずです。
でも、大丈夫ですよ、私にお任せください!(笑)
「水瓶座」の太陽の下に生まれ、自分の「水瓶座」と長いこと向き合って生きてきた私は、「水瓶座」の良いところも、やっかいなところも、身をもって知っています。
これからの時代をどう生きていったらいいのか、というテーマについて、あなたのホロスコープと重ねて、お話しすることが可能です。
そこが重要ですからね!
単に時代の変化に合わせればいい、っていうものではなくて。
自分が持って生まれた資質に合わせたやり方で、無理なく時代の波に乗っていくことが、幸せへの近道ですからね。
、、ということで結局宣伝かよ!(笑)というオチになってしまいましたが、ご興味ある方はぜひ「星読み・星読み絵描き」をオーダーくださいませ。
新時代を迎えるこのタイミングで、新しい自分の出発を記念する、そんな一枚をオーダーいただくのもおすすめです。
今回も最後まで読んでくれてありがとー!
Thanks!