このブログを書くのは、とても勇気がいりますね。
でも、七年に渡った私の旅が終わったことを、直観として理解したんです。
なので、これまでご支援して下さった皆様への御礼も兼ねて、このブログを書くことにしました。
ちょうど七年前、人生初の個展を東京・浅草橋で開催しました。
そこから私の人生は、個展の旅を中心にした生活へと一変しました。
七年間で三十回を超える個展を、全国で開催することができました。
多くの画家が生涯で経験する回数を、はるかに超えるようなペースで、活動させていただきました。
ギュッと濃縮した素晴らしい時間を、体験させていただきました。
経済的にはお世辞にも、ゆとりがあるとは言えなかったです。
ずっと自転車操業でした。
夏のガソリン代を少しでも節約するために、汗ダラダラで車の窓を全開にして走って、しのいだり。
サラリーマン時代の蓄えが底をついてから、徐々にパネルなど展示で使う資材が、百円均一のものに変わっていったり。
食事も安く済むように、あれこれ手料理を工夫して乗り切ったり。
(アイデアで結構なんとかなるものですね)
そんな感じで経済的にはギリギリの暮らしでしたけど、人生の恵みに満ちた幸せな時間でした。
旅とアートを通じてたくさんの人に出会い、「生きてる!」という実感を味わう事が出来ました。
困難もたくさんありましたが、その中で自分の弱さを知ることができ、そんな私を助けてくれる人の優しさと、温もりを知る事も出来ました。
この素晴らしい日々を、私にプレゼントしてくれたかみさまと、ご支援くださった皆様に、心から感謝してます。
内なる惑星
そんな七年の旅が終わった、と感じたのは今年の春分を過ぎた頃のことです。
いつもように、次の個展の計画を立てようとしていたのですが、様々な外的状況が、なぜかそれを許してくれませんでした。
透明の壁に進路を阻まれているような、そんな感覚。
そして自分自身も、何だかソワソワして、新しいものを取り入れてみるけど、上手く継続出来なかったり。
そうこうしているうちに、偶然、現代占星術の世界と出会いました。
私は占いの類を信じないタイプの人間なのですが、現代占星術の心理学的な側面に触れて、衝撃を受けました。
生まれてきた時の惑星の配置である「ホロスコープ」
それを読む事が、自分の心の奥底にある本当の自分を知る手がかりになること。
さらには自分がこの地球にやってきた事の意味を、思い出す手助けになること。
それを実体験として知りました。
七年というのは人にとって一つの区切りであり、七年周期で人生は変わっていく、という説があります。
星座の理解を進めていくうちに、私は一つの考えに至りました。
これまでの七年は、私自身が自分の殻をうち破って、外に向かって自己表現をする事を学んでいく期間だったんだ、と。
そしてここから先は、この七年で積み重ねた経験や育んだ力を、誰かの為に使える自分になっていく期間なんだ、と。
主語を「私」から「あなた」に変えていくこと。
それがここから先の、私のテーマです。
星読み絵描き
このような私の内面の変化があった為、しばらく個展活動から離れようと思っています。
今年も楽しみに、個展を待ってくださっていた皆様、ごめんなさい!
もしも変わらずに、新しい活動を応援してくださったら、とても嬉しいです。
「星読み絵描き」としての、私の新しいスタートを祝福していただけたら幸いです。
(ここからは宣伝です。ご興味ある方だけ読んでくださいませ)
私の心境の変化を、察知してくださってるんだと思うのですが、すでに何名かの御方から、ホロスコープ鑑定と、それをもとにしたオーダー・アート制作のご依頼をいただいています。
「内なる宇宙はつながっている」と、詩に書くことがあるのですが、本当に人間の感性の力ってすごいなと思います。
ホロスコープを読むことで、あなたの心理的なお悩みの解決の一助ができるかもしれません。
あるいは、未だ知らなかった魂の目的に気づくことができるかも知れません。
ホロスコープを読ませていただいた上で、オンラインでセッション(内容をお話しさせていただきます)させていただき、それを元に、あなたの為に、世界で一枚の絵画を描かせていただきます。
完成したその作品が、見るたびに本当のあなたのハートに宿っている力を感じられる「御守り」になれば、と思っています。
もちろん「星読み」のみでも対応いたします。
それから、私は詩人でもありますので、「詩という言葉の作品」をお作りしてお贈りする、ということも可能です。
「星読み絵描き」にご興味ありましたら、ぜひお気軽にご連絡くださいませ!
CONTACT → https://motocchi.com/contact