星読み絵描き

もとっちノート


3月のはじまりによせて

今月の壁紙カレンダー

今月の作品のタイトルは「ハミング」です。

私たちは目には見えない「心」というものを、感じることができるじゃないですか?

誰かの気持ちを、まるで自分の気持ちのように感じたり。

心が高まっている時、内側からエネルギーが湧いてくるのを感じたり。

無理している時、心がついて行かない感覚を感じたり。

心という目には見えない、よくよく考えれば不思議なもの。

それを、私たちは自分の内側に宿している、と自然に感じているわけなんですよね。

時にそれが自分の意に背いて、行動にブレーキをかけることもあるし。

逆にハートが燃え上がることで、限界を突破できたりする。

そんな風に多くの人が、目には見えない心というもののパワーを信じているし、体験としてそれを知っているわけです。

自分の「心を大切にしよう!」というメッセージを、あらためて私が投げかけるまでもなく、心の大切さを、多くの人が実感として感じていると思うんですよね。

あなたの魂を大事にしてね!

でも、これがあなたの「魂(たましい)を大事にしよう!」と言うメッセージになると、どうでしょうか?

きっとこの言葉に不慣れな人の方が、多いんじゃないでしょうか?

「魂」っていう言葉って、「心」よりも、掴みづらいものだと思うんです。

言葉で説明しようとすると、抽象的すぎて手におえない、そんな印象があります。

それにこの言葉には、宗教的な色がつけられすぎてしまっていて、ちょっと一般には、敬遠されている気もしますしね ・・・

でも私たちは普段の生活の中で、実は魂がどんなものなのかを、シンプルに知っているんです。

「あの作家は売れ線に走って、魂を売った」なんて言い方がよくされるでしょ。

芸術作品に魂が宿されているかどうかを、人は敏感に感じとっているんです。

アートに限らずとも、「仕事に対する姿勢」だったり、「人間としてのあり方」だったり、「生き様」だったり。

そういうものに対して、そこに魂があるかどうかを、人は自然に感じ取っているはずなんです。

そしてその魂の部分に、共鳴できる誰かを見つけた時、私たちは深く感動することができるんです。

魂というのは、私たちを一段上から導いてくれるものです。

現代のような「科学信仰」が強まる前の時代には、身体と心と魂が重なって、人間は形づくられている、と考えられていたようです。

そんなに遠い昔ではないんですけどね。

現に私たちは、こうした目には見えない力を感じることができるし、それを前提にしたやりとりを、自然にしてたりするわけなんです。

もうそろそろ、心や魂を大切にする、もともとの人間のあり方に、戻ってもいい頃合いなんじゃないかなー、と個人的には思ってたりします。

身体と心、それをガイドする魂。

この3つの要素の「三位一体」を、三月の「三」にかけて描いてみたのが、今月の作品です。

ギターの演奏に、二羽の鳥(心と魂)のハミングが重なって、調和したハーモニーが世界に響き渡る、そういうイメージです。

ここまで読んで「motocchiさん、今回ウンチク長すぎー!!」と思った方へ、ごめんね🙏(笑)

絵の背景にこう言うアイデアがあるっていうのを、ちょっと知って欲しいと言う、私のエゴでございます・・・(笑)

でも、そういう謎解きがあった方が、作品をもっと楽しめるような気がするんですよね。

これからの時代は、何より魂が重要だと思うんです。

水瓶座時代は、「友愛」の時代とされますが、ソウルメイトと呼べるような人と出会っていくためには、魂の共鳴が必要だからです。

それがなければ、つながりようがないですからね。

そういう意味でも、「あなたの魂と心と身体が、調和するような生き方」を目指すことは、新しい時代の生き方として、大事な視点なんじゃないかな、と思っています。

今回も最後まで読んでくれてありがとー!

今月も「星読み・星読み絵画」のオーダーをお待ちしてますよー🌟

Thanks!



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