突然ですが、あなたの人生の中で繰り返されている、ループってないでしょうか?
毎回、今度こそ上手くいくと期待して、自分の中で興奮して、そして我を忘れて熱中して取り組むのに、いつも期待が破れる結果になって、最後は自己嫌悪になって終わる。
毎回、同じ事を繰り返しているのに、ほとぼりが冷めると、フラフラと吸い寄せられるように、舞い戻っていってしまう。
そういう、執着をずっと手放せないでいるもの。
あなたの人生の中に、そういうものや、そういう事って、ありませんか?
ギクっとした方、悩ましいですよね、、(笑)
「わかっちゃいるけど、やめられない」って言う言葉が、ループを繰り返した回数の分だけ、重く手痛く感じます。
恥ずかしながら私の例をお話をさせていただくと、私にとってのそのループは「音楽」なんです。
「月星座」の話を、このブログでも書いてますが、私自身の月星座は「魚座」なんですね。
この「月魚座」の影響を最も強く感じるのが、私にとっては、音楽への憧憬なんです。
期待して、興奮して、熱狂して、最後は自己嫌悪で終わる。
このループを、これまでの人生という尺の中で、何度も何度もやってきているんです。
音楽を作っている時、私はこんな風に思っているんです。
「これは誰も聴いたことの無い、すごいサウンドができたぞ。今度こそ、音楽ファンにも伝わるはずだ。この作品で、音楽フェスに呼ばれちゃったらどうしよー、むふふ。今度こそ、音楽で認められる。長年かかえてきた、この胸の中のわだかまりを、音楽で成功を掴めなかったコンプレックスを、今度こそ解消できるはずだ!」
ええ、目も当てられないくらい、恥ずかしいエゴが大暴走した気持ちです、、。私は色んな種類のアート活動をしていますが、こんな気持ちを抱くのは「音楽」という分野だけなんです。
自己表現とは言え、認められたいと願っているわけで、聴いてくれるお客さんがあっての音楽だと思うんですけど、熱狂している時、私は一切、周りが見えてないんですね。
自分のエゴの渇望を満たすことだけ、考えて熱中しているんです。
そして、毎度毎度、自分が思うような結果を得られなくて、自己嫌悪に陥ります。
一歩引いて考えれば「そりゃそうだろう」と言う結果なんですけどね。
作っている音楽の性質(歌のないインストゥルメンタル音楽)や、自分の行動(純粋に作って発表しているだけ)をかえりみれば。
でもまるで月の光に幻惑されているかのような感覚で、ただただ焦燥感と欠乏感に突き動かされて、このループを繰り返してしまうんです。
月星座との付き合い方
ホロスコープで月の配置を読むと、こういうループがどの分野に現れやすいのかが、分かったりします。
「月星座」は、幼少期に形成された自己像であり、最初の世界観を表すと、占星術の世界では言われていますが、本当に驚くほど、人はこの「月星座」が示している性質に支配されて生きているんです。
そしてそれが大人になった私たちの、葛藤や悩みの元になりがちなんですね。
だからこそ、自分の「月星座」や月の影響を知って、無意識に繰り返しているループから抜け出すこと。
そのお手伝いを、私は「星読み」でやらせいただいているわけです。
でもやっていて思うのは、この月星座の性質を単純に否定できるなら簡単なんですけど、「月星座」が表すものって「好きなもの」だったり、その方のお仕事に関わっている性質だったりするケースが多いんです。
だからこそ、月星座の性質を含めた、こういう自分の内面の仕組みとどう付き合っていくか、ということに尽きるんだと思うんですね。
他の能力や、自分の全体像とのバランスをどうとっていくか、ということだったり。
その影響を知った上で、未来に向けてより良く、より生きやすい道を現実的に選択していく、と言う事なんだと思います。
太陽と月のはざまで、悩みながら生きている、それが人間らしさでもありますので。
もしかすると事前に「月星座」の話を調べたりして、「星読み」で相談する時に、そういう部分を否定されちゃうんじゃないか、と先回りして考えてしまう方も、いらっしゃるかも知れません。
でも、ご安心ください!
何度失意を味わっても、結局のところ、しょうこりも無く私は音楽が大好きですし。
私自身、こんな感じで自分の「月星座」との付き合い方を模索しているんです。
何しろ一年で4枚もの音楽アルバムをデジタル配信でリリースして、盛大にずっこけてますから。。
月に突き動かされている人間の心理を、よく知ってます。
そのリアルな煩悶も葛藤も痛みも、身をもって知っているからこそ、より近い場所から、オーダーメイドの「星読み」をお届けできるんじゃないかな、と思います。
、、、という事で、今回も最後まで読んでくれてありがとう。
Thanks!