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2017-06-10

NOって言ってもいいんだよ

 

自分の気乗りのしないことに「NO」って言う力って、生きていく上でとても大切な力のひとつだと思います。

 

テレビやネットを開けば、「次はあれを買いなさい、次はあの観光地に旅行に行きなさい、今年のカラーは何色だから、次はその服を買いなさい」なんてとめどなく広告がいってくるし、ただでさえ日常の時間の多くを、ご飯を食べるための仕事に費やしているのに、仕事が終われば終わったで、気乗りのしない飲み会に行かなきゃならなかったり、週末だって家で休みたいのに、お付き合いで催し物に行かなきゃならなかったり、そういう「やらなきゃならないこと」が、大量に押し寄せて来て、「あーもう原始人に戻って、そういうの全部捨てたい!」って思ったりしませんか?

 

、、、と、いきなり変なテンションで文章を書きはじめてしまって、スイマセン(笑)

そういう時、断るのが得意な人の方が少ないと思うんです。自分もずっと、そうだったんです。「NO」っていうことができなかったんです。

 

喋りたいことが内側にないと、そもそも喋れないっていう事実

ちょっと話がずれるんですけど、昔、英会話に少し通ってたことがあったんです。

その時、教科書を読んで発声練習したり、文字を読んで文章を書いたりするっていうクラスにはついていけたんですけど、お互いにスピーチし合うようなクラスになった途端、「ぽかーん」と何を喋っていいのかわからなくなってしまったんです。英語の前に、相手に伝えたいことが見つけられなくて。

その時に、喋りたいことが内側にないと、そもそも喋れないってことに気がついたんです。

よく考えたら当たり前なんですけどね、、道具をいくら集めても、何がしたいのかが分からなければ、使い道がないんです。

 

けっこう高いお金を払って、通ったんですけど、そこで挫折してしまった。

でも自分にとっては、その気づきが得られただけでも良かったかなと思っています。

 

 

過剰なメニュー

で、話を戻すんですけど、そもそも自分の人生で何がしたいの?っていうところが、何よりも大事で、それを持つことができないと、いろんな「やらなきゃならないこと」が押し寄せてきて時間を奪い尽くしてしまうんです。そのまま受け入れていたら、普通にパンクするくらいの過剰なメニューが、現代の人間の生活にはラインナップされてしまっているから。

「やらなきゃならないこと」も、一歩ひいて見たら、本当にやらなきゃならないことではないことも多いし、冷静に判断できれば、「あ、これは別にやらなくてもいいな」って仕分けできるんだと思うんですけど、あまりにも大量の「やらなきゃならないこと」に埋もれてしまうと、それが難しくなるんですよね。

 

そういう状況にたくさんの人が追い込まれてしまっているから、「断捨離(だんしゃり)」とか「捨てる技術」を書いた本がベストセラーになったりするのかな、と思います。

 

 

だから自分の気が進まないことに「NO」っていうのは、とても大事だと思います。

たとえ今、自分のやりたいことがわからなくても、それを見つけるための時間を、自分のために確保することが大切だと思うし、自分のやりたいことや夢が見つかっているなら、時間をそのために回していくことが必要だと思うし、そうじゃなくても、一人になって読書をしたり、考え事をしたり、海を眺めてぼーっとしたり、そういう自分の心の聖域を守るような時間を持つことは、生きていく上でとても必要なことだと思います。

 

それが圧倒的に不足しているのが、今の大人たちの生活なんじゃないかな、ってときどき思ったりします。

 

「NO」と言えない理由

気が進まないことに「NO」って言えない理由は、それが刷り込みで、行動パターンになってしまっている部分もあるかもしれないんですけど、たぶん最初は断ることで相手にいやな思いをさせたくないって、思ったからだと思うんです。

でも、よくよく考えたらむしろ、心が反対を向いている状態で、相手の顔を立てようとか、断らないで上手に場をまとめようとか、そういう風に考えてしまうことの方が不誠実だし、何よりも怖いのは、そういう心理状態で受け入れたものは、自分が選択した行為ではなくて「相手のために自分をおさえて、受け入れてあげた行為」「イヤイヤやってあげている行為」になってしまう、っていうことだと思います。

それは一歩引いてみたらとても押し付けがましい、、(汗)けど、本人にとっては切実なネガティブな感情になって、思考を縛ってしまうんだと思います。

そして、そういう行動を続けると、それがパターンになって抜け出せなくなる。そういうコミュニケーションが基本形になってしまう。

それって、相手にとっても本当は好ましいことではないんじゃないかなって、思うんです。

 

だって自分が相手の立場になったら、って考えたら、そんな気持ちイヤでしょう。楽しくないよね。

 

心に許可を出しておく

本当は「YES」も「NO」も、選択としてどっち選んでもいいんだと思うんです。

身構えてぶつかって「NO」っていう必要もなくて、できるだけ誠実に「自分はこう思うよ」っていうのをフラットに伝えたら、けっこう相手も受け入れてくれるものなんじゃないかな、と思ったりします。

 

人生っていう限られた時間、何をして、何をしないのかっていうのは、とっても大変な選択ですよね。

でも結果はどうあれ自分で選択したってことなら、納得もいくと思うんです。

 

自分の心が「YES」って言えることに時間を思いっきり使いたいな、と。

そのために、心に許可を出しておくことが大事なんだと思うんです。

「NO」って言ってもいいんだよってね。

自分にとって大切なことを、ちゃんと自分の心で選択できるように、

その許可を持っておきたいなって思うんです。

 


▶︎過去記事【自分を信じるということ】

今日も365分の1のあなたの物語が輝きますように。


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