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2015-12-19

Just Like Magic

新たに、絵の旅立ちが決まりました。

「ふたつでひとつ」って作品。うれしいことだよね。ほんと。

 

自分の代わりに、買ってくださった人のこと励ましたりして欲しいなって、思ったりしてます。

絵に仕事を託しているんです。いつもね。

 

 

実はね、自分も絵を描き出す前に、路上で絵を一枚買ったんだ。

それが多分、人生で初めて原画を買った経験。

小さな、原画。色鉛筆で描かれた波の絵なんだけど、すごくカラフルで不思議な絵だった。

 

日曜日の大通りの路上で、その絵に出会った。

道売りの中に混じって、絵描きさんが絵を売ってたんだよね。

初めて見た瞬間に、あ、欲しいなって思って、そのまま買っちゃった。

それからその場所で同じ画家さんを見たことないから、

あの時の彼女が、今どうしているのか、わからないんだけど、

その絵は、今もずっと自分の手もとにあって、飾ってある。

 

疲れて帰ってきた時とか、なんか仕事に行く元気ない時とか、

目が合うっていうか、その絵を見たらフワッと意識が想像の世界に飛ぶ。

背中をポンって押してくれる。

 

「重力なんて、イメージの力でなくせるよ。目を閉じて、想像力の羽を羽ばたかせて飛んでごらん」

 

なんかそんな風に言ってくれているように思えたりする。

もちろん、絵だからさ、しゃべったりはしないんだけどね。。(笑)

 

不思議な絵。

自分のもとに来てから数年経ってるけど、ずっと、気に入ってる。

 

後付けだから、どうにでも解釈できるんだけど、

もしかしたら、その小さな絵が、絵を描きたいって自分の無意識の衝動を

ひきだして、絵に向かわせてくれたのかもしれないなって、

ちょっと思ったりするんです。

 

 

これはね、原画だけが持っている不思議なパワー。

個人的には、そう思ってたりします。

 

 

複製の良さっていうのも、もちろんあって、よりポップアートっていうか、Tシャツとかもそうだけど、

複製には、複製の良さがあると思うんです。

でも、原画のパワーって、それとはちょっと違っていて、

まるで人と人が出会って、

人生が交差していく、あの不思議さに似たパワーを持っていると思うんです。

まるで最初から決まっていたみたいに、出会って、時間を重ねて共に歩んでいく。

 

 

以前、似顔絵をお渡しした方から、「(絵が)生きているみたいだねー」って言われたことがあって、

なんかちょっと、その時のこと思い出したんですけど、

そういう摩訶不思議な存在、だと思っているんです。アートって。

 

描いて終わり、ではなくて、そこから物語がはじまっていく。

だから、すごく面白い。そう思います。

 


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